2007年01月07日

知識の泉について

最近本を読む時間が増えてきた。
結婚をしてから自分が自由に使える時間が極端に減った。
書籍という媒体の素晴らしい所は
好きなときに読めて、好きな場所に栞を挟むことが
出来るという事だ。
金がないため(そしてその必要性を見出せないため)
ハードカバーではなく、もっぱら文庫本だ。
持ち運びにはやはりこちらの方が便利だ。
多少活字は小さいが、幸いにもまだ
老眼鏡の世話になるには若すぎる。

思えば書店で手に取る本の好みも
一昔とは大分変わった。
この件に関しては音楽についても言えるけど、
10代20代の前半はのべつ幕なし
ジャンルも好みも思想も(別に今もたいした思想は持ってないが)
お構いなしに兎に角いろんなものを手に取った。
いい意味で見境がなかった。
つまらない本でも最後のページまで目を通したし、
CDの収集は音楽の良し悪しよりもそれ自体が目的だった。
今思えば無駄な金と時間を使ったけど、
それが今の自分を創っていることを思えば
別にそれは惜しいことではない。
若さというのはいろんな物が有り余ることかもしれない。

別に自分が若くないとは思わないけど、
少なくともいろんな物が有り余ることがなくなった今、
自分が手に取る物はとても吟味されたものになる。
金持ちの事は知らんが、
「大人買い」とは
たらふく時間を吟味してから買う行為のことを指すべきだ。
(ただし衣服を除く)

読書に話を戻します。
数年前から「小説」と言われる本にはまったく
興味がなくなってしまった。
もっと言えば「フィクション」
にそそられることが大分少なくなってきた。
その場限りの「娯楽」よりも
今後にもしかしたら生かされるかもしれない
「事実」にとても惹かれるのだ。
もちろんフィクションから得られる事も
あると思う。
笑いや、感動、自分の人生観や価値観を
覆してしまうような名作だってあるとは思う。
ただ、そういう作品を探し出すほどのものは
今の俺には「有り余って」いない。

ここ最近はずっと日本の歴史と仏教の本ばかりを
読み漁っている。
「事実は小説よりも奇なり」
まさにその通りです。






posted by ノリ at 05:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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