えーと・・・
道交法改正の話でしたな。
そうなんだ、来年の六月から
俺達の駐車が変わるんだ。
駐車禁止の取り締まりの仕方が
とっても厳しくなるみたいだ。
今現在、駐禁の道路に車を止めたって
即切符を切られる事はまずありえない。
長時間車を止めておくとまず
綺麗な婦人警官がタイヤに落書きをしていくんだ。
2、30分後に自分の傑作を確認しにくるんだが
それまでに十センチでも動かしておけばO.K!
婦人警官は地団駄を踏む事であろう。
俺達が練習しているスタジオは
駐車場がないので毎回路駐しているんだが
警察が取り締まりにきても
わざわざ店長にその旨をつたえて
我々に動かすように促すのだ。
その他にも、ハザードランプを点灯してれば良いとか
いろいろ逃げ道はあるようだけど。
それが来年6月からはこれらの行動の意味がなくなる。
平たく言うとですね、
「駐車禁止の道路に車を止めて、
車から降りたら即アウト!」
取り締まりに一切私情を挟む余地を無くすらしい。
あなたがコンビニでコーヒーを買って
車に戻った刹那、
1万5千円のコーヒーになっちまう
恐れがあるわけだ。
さぞかし旨いコーヒーだろう。
しかもである。
駐禁の取り締まりを民間に委託するというのだ!
理解できるか?
他人を裁いて金儲けが出来るんだ!
その内容はこう。
「二人一組の駐車監視員が違反車を発見!
おもむろにカメラを取り出してはいチーズ!
ステッカーを貼り付ければ一丁あがり!」
という寸法らしい。
むごい、あまりにも乱暴じゃないか?
宅急便の衆はどうするんだ。
立体駐車場に入るクロネコをこれからは
見る事が出来るんじゃないか?
この「駐車監視員」ってのは
たった2日の講習でなれるそうで
(要は誰でもなれるってこと)
既に2万人近くの正義感が世に放たれたらしい。
ただ個人での活動はできず、
警察に委託された団体に属し、
さらに必ず二人一組での行動と決められている。
人を裁く手数料のほうも一台ナンボ
ではなく、うけもった地域によって算出される。
まあこれは当たり前の話で、
こんな事好き放題やらせたら
間違いなく死人は続出。
一月で成金が続出する事だろう。
そもそもなぜこんな事になったかというと
1凶悪事件が続出して警察が駐車違反の取締りなんか
やってられん
2違反者が増えて救急車や消防車の通行の妨げになっている
3取締りを厳しくする代わりに夜間など駐車禁止区域の解除
なども検討する
という事みたいなんだけど
ちょっと待て!俺の町で
いつ凶悪事件が起きたんだ?
昨日だってスタジオの帰り、
町内会仕様の駐禁ステッカーが車に貼られていたし
飲酒の検問にも遭った。
夜間駐禁解除だ?緊急車両は昼間にしか走らないんだな?
結局のところそんな理由なんて建前なんだ。
この制度もサラリーマンの定率減税の廃止と一緒で
いよいよ国家による搾取が目に見える形で
現れてきたと俺は感じるんだ。
考えすぎでしょうかね?
ちなみに路駐を肯定する感じで書いてきましたが
スタジオ練習のとき以外は必ず駐車場に入れるように
しております。

